Study in ESTONIA
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はっきり言って英語は大して得意ではない。一人でヨーロッパに放浪の旅に出たことがあると言っても、旅なんて使う言葉は限られているし、他は相部屋の外国人と世間話をする程度だ。受験期は全然やる気がなかったので勉強なんて大してしていない。英語を使うバイトをしているが、使う単語や表現はさほど難しくない。
だからと言って悩むわけにはいかない。偉そうに「就活はしない。海外に行かせてくれ」と居酒屋で親に言い放ち説得したわけだ。彼らは私に先行投資をしてくれているわけで、失敗するわけにはいかないと強く思う。
期限まで半年くらいしかないが、やるしかない。卒業研究や大輪行で大変だが、時間をうまく使って勉強していこう。
まず最初に、IELTSにするかTOEFLにするかを選ぶ。日本ではTOEFLの方がずっと有名だろう。TOEFLとIELTSを比較するとお互いに長所があるため、うまく自分に合った方の試験選びたい。今回私はIELTS試験をチョイスしたわけだが、そこで感じた特徴を話そう。
・speakingが面接!
これがIELTS試験を選んだ一番の理由かもしれない。TOEFLはコンピューターに向かってスピーチをする形式で、短い秒数で意見をまとめ、決められた秒数収めなければならない。そのため質問の聞き返しなどができない。
一方、IELTSは面接官とのインタビュー形式なので相手が人である。相手の反応を見ながら話すこともでき、私が受けた時は面接官と地元が近かったため少し盛り上がったりもしてやりやすかった。一般的にもTOEFLと比べ優しいと感じる人が多いみたいだ。
・リスニングの際書き込みができる!
TOEFLのリスニングは長い話を聞いた後に、その内容を問うような形式に対して、IELTSは図や文章の一部分を穴埋めするような形式が多く、聞きながら埋めていったりメモを取ったりすることができる。
加えて、問題が始まる前に設問を確認する時間、問題の合間に解答を確認する時間、解答を書き込む時間が別にあるため、問題に先に目を通しキーワードをチェックしておいたり、全部聞き終わった後でメモを見返しながら解答を埋めることが可能である。
・長文が量が多い...
これはなかなか苦労した。TOEFLのリーディングが1パッセージ約700語なのに対し、IELTSのリーディングは1パッセージが約900語である。そのため難易度はIELTSの方が高いと言われているみたいだ。
比較的日本人は英文読解は強いと言われている。日本の英語教育が試験のための陳腐なものという事実が、皮肉なことにここで役立ちそうだ。しかし中学高校、大学と英語を勉強してもここまで話せない国は他にないだろう。そもそも英語を日本人が教えてること自体...その話は置いておこう...
・試験時間が短い!しかし...
TOEFLはなんと試験時間が4〜4.5時間もある。これは集中時間が続いそうもない...一方IELTSは試験時間が2.45時間と短めなので、なんとか集中できそうだ。しかし受付に時間がかかったり、Speakingが別日程になることが多く意外と面倒くさかったりする。寝坊した時は受付も並びすぎてて試験間に合うか不安だったなぁ...
・会場や試験回数が少ない...
これに関してはかなり困った。大学院試験のためのIELTSは2回受けたのだが(1回目は点数が足りなかった)思ったより枠が埋まるのが早く、そして2回目は提出期限ギリギリだったためスケジュール調整が難しかった。TOEICという謎な試験さっさとやめてIELTSもっと実施しないかな。
・成績の切り上げがある!!
これは嬉しいニュース!小数点以下が0.5刻みの中間(0.25、0.75)の場合は切り上げてOverAll(成績)が出る。つまり良いスコアの方がとられるのだ!
例えば、4つのモジュールすべて7.0を取れば平均が7.0なのでOverAllも7.0だが
「6.5、6.5、7.0、7.0」でも平均6.75で切り上げられ、OverAllが7.0になるという仕組みだ。そのため俺みたいなポンコツがスコアが逆転するためには他にないチャンスである。わっしょい!