Study in ESTONIA

限りなく院生に近いニート

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エストニアのマルチ商法系スタートアップ

 仮想通貨系のイベントに行ったときに知り合ったエストニア人から、メッセンジャーで連絡が来た。
「いいビジネスの話があるから一回会って話したい。
こういう濁ったセリフを聞いたのは久方ぶりだ。
ぼくは大学一年生の頃、ブログやアフィリエイト、メルマガでお金を少額ではありつつも、稼いでいる時があった。
それはのちに自分の人生の中でもTOP5には入る失敗集の一つになるのだが、うまいビジネスの話をよく聞いたのはこの頃である。
アフィリエイトなどをやっていると、ねずみ講やマルチ商法、ネットワークビジネス、そういう関連の人と接触する機会が増える。
お金取ることしか考えない貧しい人種である。
ただ今回の場合は、ブロックチェーン関係のプロジェクトの勧誘も可能性としてあり得たので、一度話してみることにした。
あるいは投資を探していたかもしれない。
タリン市内の小さなカフェで待ち合わせる。
待ち合わせの時間に外国人がくることはほとんどない。
それは客を待たせていても関係ない。
こういうめんどくさい礼儀というのは、日本人だけが気にしているのかもしれないとカフェで待っている間に思ったが、
その礼儀を持ち合わせている自分に、どこか優越感を感じていた。
5分ほど遅れて彼が来た。
一度話したくらいでは、人の名前と顔を覚えられないくらいの小さなメモリーしか持ち合わせていないぼくの脳は、
彼の顔を一目で認知することはできなかったが、
何食わぬ顔で、久しぶり、と声をかけ席に座らせる。
砂糖の入れてないカフェラテを飲みながら、彼のビジネスについての話を伺った。
ビジネスの内容としては、 一部の店で使えるポイントカードを発行し、
その店で買い物をするとキャッシュバックが発生して、安く買えるよ、
というものだ。
ユーザーが増えれば、特定の店を使う客が増え、その店がキャッシュバックに十分なほどの利益をあげるため、
キャッシュバックが発生するということらしい。
そのメカニズムについてここで説明する気はないが、
要はそのサービスやカード、ユーザーを普及するのに、マルチ商法が使われてた。
いわゆる、人を紹介しその紹介料をとるタイプのものだ。
毎週勧誘セミナーのようなようなものも、開いているようだ。
海外でこういった陳腐なビジネスの話を聞いたのは初めてだった。
スタートアップ国家エストニアだかなんだが知らないが、
スタートアップ系くそネットワークビジネスもはびこっているということがわかった。
マルチ商法自体は違法ではないが、
そのようなビジネスはお金すら生み出さない貧しいビジネスとしか見ていないので、
また似たような人間を海外で見つけたら、どんどん晒していきたい。

LIFE IN ESTONIA

制作事例1

エストニアで暇人生活
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