HI THERE, I AM...

強制帰国になりかけた話

日本で、TRP card（こっちの滞在許可証みたいなやつ）の申請をして、それが９月の中旬に受け取れるはずだった。
TRP cardは、奨学金（返さなくて良い）の申請もできるし、市内の公共交通機関も無料で利用できるし、銀行も無料で開設できるし、生徒証としても使えるかなり優れものなんだ。

しかし、どこで罰が当たったのか、提出した書類に不備があると連絡が来た。
「おかしい。大使館の審査は通ったはずだ」
なんども問い直してみるが、もう一度正式な書類を持って来いとの一点張り。
「うわ。使えね〜」

TRP の発行は申請から２ヶ月後に行われるという遅さだ。
だが、今回はここに問題がある。
７月に一度申請して今月受け取るはずだったんだが、正式の書類を持ってきたらまたもう２ヶ月待たないといけないらしい....クソだ。
エストニアには日本人は９０日間までVISA無しで滞在できるのだが、日本から書類を送ってもらって申請してから２ヶ月待っては、それを超え不法滞在になってしまう。

今流行りの不法滞在だ。
焦りまくって授業に集中できない。

かなりナーバスになってはいたものの、良いニュースが飛び込んでくる。
寮に帰りそのことをボックスメイトに話すと、なんと最申請から滞在期間が３ヶ月延長されるらしい。
不幸中の幸とはこのことか。
他にも同じような事件が他の学生でたくさん起こっているらしい。
なら、システム改善しろよ笑

もし、この制度がなかったら完全に日本に帰らなくてはならなかった。
まあ強制帰国になったら、誰か遊んでください。