Study in ESTONIA
Check out some of my works.
タリンでの生活が2年目に突入した。
夏休みの間は日本に帰国して究極にダラダラを満喫していたため、ダラけきったこのご老体に鞭打って退屈な授業に臨まなければならない。
日本からエストニアに帰る時は、「海外に出る」という日本世間ではわりかし高尚な行動についても、かつてないほど期待もワクワクもなく、淡々と飛行機へ足を運んだ。
実際世界は広いようで狭いし、刺激的なようで退屈だし、特別すごいわけでもない。ある程度の見切りはついていた。
1年間もこのアジア人の少ない寒い地で過ごしてきたおかげで、生活はある程度慣れている。
特に目新しいことも起こらないだろう。
適当に授業に出席して、勉強して、たまに遊んで、そんな1日を寒空の下、7回繰り返してまたリセットする。
約2ヶ月ぶりに帰ってきた僕の部屋は、死体安置所のように綺麗だった。
今年は新しいルームメイトと新生活が始まるが、相変わらず面倒くさい韓国人は隣で寝ている。
「家は心休まる場所であるべきだ」
これが僕が一年で学んだ全てかもしれない。
エストニアで暇人生活 その1
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