Study in ESTONIA

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ルームメイトと喧嘩し、中国と友好を築いた話

Twitterではしばしば
「ルームメイトの韓国人がぁぁぁぁぁ!!!」
という悲鳴をよくあげてたのだけれど、ちょっと1年目が終わる前にサイトのにも書きこみます。
見られても知りません。そのくらいでは僕の侍魂はひるまん!
初めて寮に来て挨拶した時は、
めちゃくちゃ人当たりのいい人という印象を受けた。
ただ、僕の中では「第一印象がやたらいい人」というのは信用できないという方程式があるため、
「そのうち本性出してくるだろうなぁ」
と思っていたのだが、
本当に出しやがりましたよ全く!!!!!
僕の部屋はリビング、キッチン共通の4人シェアルームで、寝室は2部屋。
僕は別のルームメイトの中国人の友人と一緒の部屋で過ごしている。(彼はめっちゃいい人だし、第一次タリン日韓戦争でも共闘する)
僕が口論になったのは、ルームメイトの韓国人カップル。
そのうち嫁さんの方が、Super Sensitive!!!!!!
めちゃくちゃ細かい。ただ細かいならどこにでもいるが、想像を絶する細かさなのだ!!
例えば、僕と彼らは部屋が別なのに僕が部屋でペンを落としただけで
「うるさいから、気をつけてくれ!!」
深夜にトイレに行く時にトイレのスイッチをつける時に出る「カチッ」って音。
これだけで睡眠の妨げになってしまうから、一日中トイレとシャワールームの電気をつけっぱなし。
「いやいやw スイッチで起きるなら、トイレ流す音で絶対起きるやんw 電気つけっぱなしの意味あんのかよ」
気づいた時には部屋中に張り紙が貼られていて、
掃除当番や掃除の仕方、キッチンの使い方まで全部勝手に決められていた。
じゃあ自分らちゃんと掃除するのか?と思うじゃないですか普通。
見てみい。現在トイレや風呂掃除まで定期的にしてるの僕だけ。
「なんじゃそりゃーーーーー!!!!!」
いつか彼らの歯ブラシでトイレ掃除してやろうと思ってる。
まぁこんな感じで色々文句を言われているのですが、文化も違うしシェアルームだからしょうがないと思って何も言わなかったんですわ。
雑音もできる限り出さないように気をつけ、できる限り気を使って過ごす日々。
だがしかし!!第一次タリン日韓戦争は勃発した。
僕がシャワーを浴びて出てきた時を待っていたのか、部屋から奴が出てきた。
「音がうるさくてほんと寝られない。別にあなたのことが嫌いとかそういうわけじゃなくて、話してて楽しいし、あなたのことは好きだけど、これはあくまで提案なんだけど他の部屋に移るとかどう?」
「うるさいって言われても、こっちはめちゃくちゃ気を使って極力音を立てずに生活している。提案ってどういうことだよ。部屋から出て行けって言ってんのか?嫌なら自分が出て行けよそれが普通だろ。言われたり、君が作った規則は守ってる。あと何すればいい?」
「いつも気を使ってくれてるのはありがたいけど..」
「何でシェアルームを選んだ?選んだ時点でもっと覚悟しておけよ。俺より静かに過ごし、掃除までする外国人なんてなかなかいないと思うけど。」
こんな感じで色々お互い言い合っていた時、僕の部屋から中国人の友人が出てきた。そして彼が口を開く。
「彼(僕のこと)は、いつも君たちに気を使い気をつけて生活している。もしこれでも我慢できないというなら、君(韓国人)が出ていくべきだ。」
今ここに、一人の日本人が中国との友好を確立した。
政治家たちが築くことができなかった中国との友好関係。
それを全く無名の一人の学生が成し遂げた。
部屋に戻って僕は彼に問う。
「君は僕と生活していてストレスではない?」
「全く。今までのルームメイトの中で一番過ごしやすい。君がもしこの部屋から出ていくならいってくれ。僕も部屋を出ていく。
地球の反対側まで一人できて孤独な毎日を過ごす中で、周りに適応していく困難さというのを少しは感じていたが、
それでも国境を越えて理解してくれる人はいる。
そんなことを学んだ気がした。
そして、こういう友人を大切にしたい。

LIFE IN ESTONIA

制作事例1

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