Study in ESTONIA

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ちょっと留学したくらいで価値観変わっちゃう奴は、六本木のCLUB行っても価値観変わっちゃうような奴

disられ弱いくせに、人のことをすぐdisるゴミみたいな人間、
それが私、たいしょうである。
留学するずっとずっと前から、留学行ってスレちゃった女性だとか、バイリンガルの女性のキラキラ具合だとか、
こういうのは特に女性に多い気がするのだが、私には違和感だ。
「私、世界を見てきて達観しました!!」
の押し売りがすごい。
私自身、エストニアに来てまだ4か月、旅も数カ国しか行ったことがない人間だが、
そんな簡単に自分の意見が変わっただとかそういう感覚は全くない。
それよりか、自分が想像していた世界と、実際に見て感じたものに大きなズレはない。
ちょっと留学行っただけで、あたかも自分が達観しているかのように勘違いしてしまう人間ってのは、
おそらく普段渋谷のCLUBに出入りしていて、もしある日突然大人ぶった友人に、
「渋谷のCLUBなんて子供。大人なら六本木行きなよ」
って勧められて六本木に行ったら、
「六本木超大人!!もう渋谷のCLUBなんて行けないわ!」
なんて口にするだろう。
実際は六本木のCLUBも大して質は高くなく、客層も低俗が多く、DJも流行りの曲のRemixを流してるだけで、
フロアの盛り上がりを見て、臨機応変に絶妙に曲を変えていく、
みたいなことはあまりないだろう。イメージがリッチなだけで、やってることは渋谷と大して変わらない。
留学も同じだ。皆
「異文化の人と話すのが楽しい、刺激的、新鮮」
とよく口にする。
もちろん、全くまちがっていない。
だが、問題は次だ。
奴らは態度に出さなくとも、心の中ではを周りを見下し、自分が他とは違うグローバルで、海外志向の強い達観した人間だと思い込む。
だから簡単に、
「海外に比べて日本は〜」だとか
やたら友人に海外進出を勧めまくったり、
やたらアメリカナイズされてしまっている。彼らの語る世界に日本は含まれていない。
私は日本にいるときでも、かなり異文化的な刺激を受けてきたと感じている。
それは選り好みせず、いろんな人と絡み、日本各地を1人で旅したりした結果である。
ぶっちゃけ、海外で受けた刺激より、日本で受けた刺激の方が効果が大きかったものも沢山ある。
小さな村で農業やってるおじさん、運送業のおっさん、1人で南米横断した女性、いろんな人と出会い、話を交換した。
そのせいか自分の思い描いていた世界と、実際に見たもののギャップが少なかったんだと思う。
まぁ発展途上国などに行くとまた話は変わってくるのだろうが、それでも劇的に価値観が変わることはないと思う。
つまり言いたいことは、日本にも様々な人がいて、全く違う生き方をして、様々な考えを持った人が腐るほどいるのにもかかわらず、
そういった事実を知らずに、ちょっと世界に行ってみて見て感じた物だけを、価値のあるものだと思い、
それが全てだと思うのは危険だということだ。
日本から出ること、まだ知らない世界に興味を持ち、挑戦してみること、その行動力と勇気は素晴らしい、
そして一歩出ることでたくさんの経験や知恵を得るだろう。
だが世界にはみ出なくても、日本でもっとやるべきこともたくさんある。
自分から遠く離れた世界を見ることで、自分の近くの世界を見れなくなってしまうのは、とてももったいないことだ。
それに気づいているか、気づいていないかでまた目に映る「世界」が変わってくる。

LIFE IN ESTONIA

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